Tkpvmの索引
このファイルの最新版は、
http://www.cogsci.kun.nl/tkpvm/index.html
にあります。
(オリジナルは英文)
Hファイル
Tkpvmは配布の中にはhファイルを含みません。そのかわり、Makefile が自己
文書記述のhtmlファイルからこれらの必要なファイルすべてをつくるスクリプ
トを内包しています。この方法によってのみ文書ファイルが定義と正確に互換
である事が見届けられます。他の利点はすべての文書がMosaic, Netscape あるいは Surfit
などのブラウザで表示できることです。
- patchlevel.h
- 将来のパッチが正しい順番で当てられるようにするための保険。
- tkpvm.h
- 全ての <pvm3.h> の定義とTkpvmライブラリにより
輸出される全ての関数と構造体型。このファイルは
<prefix>/include にインストールされ、他の
アプリケーションがTkpvmのライブラリを含みたい場合
に使われることができます。
- cshrc.stub
- pvmとTkpvmのための環境変数を初期化するために .cshrc
ファイルに追加するとよい例題スクリプト。
- Pvm_hosts.stub
- ホームディレクトリの .Pvm_hosts ファイルのための例。
Cファイル
- generic/pvmBind.c
- "bind", "spawn" および "kill" コマンドのCコード。
- generic/pvmRecv.c
- "recv" コマンドのCコード。
- generic/pvmSend.c
- "send" コマンドのCコード。
- generic/pvmEvent.c
- pvmのイベントハンドラと "tasks" コマンドのCコード。
- generic/pvmCmds.c
- その他のコマンドのCコード。
- generic/pvmMain.c
- Pvm_Main()のCコード。
- generic/tclAppInit.c
- TclからのtclAppInit.cと同じ、ただしTkpvmも初期化される。
- generic/tkAppInit.c
- TkからのtclAppInit.cと同じ、ただしTkpvmも初期化される。
ライブラリ
- libPvm1.2.so, libPvm1.2.sl あるいは libPvm1.2..o(利用システムによる)
- これは共有ライブラリです。共有ライブラリはメモリをより効果的に
使い実行形式のサイズがより小さいので、可能な限り使われます。
この共有ライブラリはtclshとwishの中に動的にロードされます。
- libPvm1.2.a
- Tkpvm静的ライブラリ、pvmshとpvmwishのほとんどの関数を含みます。
a.out システム上とAIXでは共有ライブラリが ".a" 拡張子を持つこと
もあります。
実行形式
- pvmsh1.2
- これがメインシェルで、pvmコンソールとtclshシェルを置き換て使う
事ができます。tclインタープリタをまるごととpvm関連コマンドのセッ
トを含みます。pvmsh1.2を構築するには、Tcl(バージョン7.5, 7.6
または8.0)とpvm3.3.x (3.3.7 以上)がインストールされてなくては
なりません。
- pvmsh++
- C++コンパイラでコンパイルされただけで、pvmshと同様です。
- pvmsh.static
- たとえ、システム上に共有ライブラリシステムがあるとしても、静的
ライブラリを取り込んでコンパイルされただけで、pvmshと同様です。
- pvmsh.standalone
- 静的ライブラリを取り込んでコンパイルされただけで、pvmshと同様
です。このファイルはpvmshより更に大きくなりますが、Tclがインス
トールされていようがいまいがにかかわらずどのシステムでも使えま
す。
- pvmwish1.2
- wishを置き換えで、pvmshから全てのpvm関連コマンドも持ちます。
システムに(Tclとpvmに加えて)Tkがインストールされている必要があ
り、でなければpvmsh1.2のみが構築できます。
- pvmwish++
- C++コンパイラでコンパイルされただけで、pvmwishと同じです。
- pvmwish.static
- たとえ、システム上に共有ライブラリシステムがあるとしても、静的
ライブラリを取り込んでコンパイルされただけで、pvmwishと同様です。
- pvmwish.standalone
- 静的ライブラリを取り込んでコンパイルされただけで、pvmwishと同
様です。このファイルはpvmwishより更に大きくなりますが、TclやTk
がインストールされていようがいまいがにかかわらずどのシステムで
も使えます。
例題
examplesディレクトリにはCあるいはTclで書かれた沢山の例題を含みます。
それらの多くは元のpvm3の配布から改作されたものです。このディレクトリは
<prefix>/lib/tkpvm1.2/examples にインストールされます。
pvm3
pvm3/lib サブディレクトリはMakefile.in(configureスクリプトによりMakefile
に翻訳される)を含み、libpvm3.a とlibgpvm3.a から共有ライブラリが作られる
ことを許します。
written by
J.Nijtmans for the project
translated by J. Kuwamura for Japanese