初出:Software Design 2002年11月号 大特集「究めるPlamo Linux クライアント編 3章○自分だけのPlamoを楽しむ〜MyPlamo作成術」
ここでは、以下のベンダー提供無料製品パッケージのインストールの仕方について説明します。
まず、Adobe の "Acrobat Reader" をインストールしてみましょう。 http://www.adobe.co.jp/ にアクセスすると、サポートというコラムに "Acrobat Readerのダウンロード" というのがありますが、ここから Linux版 の AcrobatReader をダウンロードすることはできません。(図 ) に示すそのダウンロードのページを見ても、http://www.adobe.co.jp/support/downloads/main.html というページの "Acrobat Reader" の項目を見ても Macintosh と Windows と しか書かれていません。 Linux版の AcrobatReader をダウンロードするには、ftp.Adobe.com サイト へ行きます。 ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/ (図 ) にある Linux 版の linux-506.tar.gz と jpnfont.tar.gz を入手してインストールします。今更説明には及ばないでしょうが、ダウンロー ドは ftp クライアントでも Web ブラウザからでもできますし、 wget コマン ドを使ってもできます。サイズは併せて 10メガバイト程度になります。 % wget ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/linux-506.tar.gz % wget ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/jpnfont.tar.gz インストールは、root になって、作業用ディレクトリを作って行いましょう。 linux-506.tar.gz を展開し、README ファイルに目を通してから、インストー ルスクリプトを実行します。 % su root # mkdir work # cd work # tar xvfz ../linux-506.tar.gz # more README # ./INSTALL すると、"ADOBE SYSTEMS INCORPORATED End User License Agreement" (LICREAD.TXT ファイルの内容)がページャで表示されますので、目を通して 抜けます。ページャが less であればその使い方は 'h' で表示されますが、 でなければ、PAGER 環境変数に定義したプログラムのマニュアルをご覧くださ い。'q' をタイプしてページャから抜けると、ライセンス条項について同意を 求められますので、ライセンスに同意して利用するのであれば accept を入力 します。 Please type "accept" to accept the terms and conditions license agreement; Type "decline" to exit.\ accept 次にインストール先を指定しますが、ここでは /opt 下にインストールするこ とにします。 Enter installation directory for Acrobat 5.0.5 [/usr/local/Acrobat5]\ /opt/Acrobat5 Directory "/opt/Acrobat5" does not exist. Do you want to create it now? [y]\ y Installing platform independent files ... Done Installing platform dependent files ... Done これで、AcrobatReader はインストールされています。acroread コマンドで 起動できるようにするには、コマンドパスに /opt/Acrobat5/bin を追加するか、 コマンドパスに含まれているディレクトリにシンボリックリンクをつくると 良いでしょう。 # ln -sf /opt/Acrobat5/bin/acroread /usr/bin/acroread しかし、このままでは日本語の表示はできません。日本語の表示をしたければ、 jpnfont.tar.gz をインストールします。同じように展開して、スクリプトを 実行してインストールを行いますが、JPNKIT というサブディレクトリにて作 業します。 # tar xvfz ../jpnfont.tar.gz # cd JPNKIT # ./INSTLANG Welcome to the Asian Language Kit installation. This installation will not work if you do not have the Unix Acrobat Reader 5.0 or a higher version installed prior to this installation. If you do not have Acrobat Reader 5.0 or a higher version already installed on your system, please do so before installing this Asian Language Kit. Continue installation? [y]\ y ライセンスファイルの LICFONT.TXT が表示され同意が求められますので、 'q' で抜けて 'accept' を入力します。 The font software contained in this package is being licensed to you solely for use with the Adobe Acrobat Reader product ("Acrobat Reader") subject to the terms and conditions of the Electronic End User License Agreement accompanying the Acrobat Reader. To accept the terms and conditions of this agreement enter "accept". To decline the terms and conditions of this agreement enter "decline". Please type "accept" to accept the terms and conditions of this license agreement; Type "decline" to exit. \ accept AcrobatReader をインストールしたディレクトリを指定して入力すれば、所定 の場所へ日本語フォントのインストールが行われます。 Enter the location where you installed the Acrobat Reader [/usr/local/Acrobat5]\ /opt/Acrobat5 Installing... Installing Common resources ... Done Installing Japanese language resources ... Done Installation completed. Mozilla(Wazilla)で PDF データをご覧になりたければ、AcrobatReader の プラグイン nppdf.so を Wazilla の plugins ディレクトリへコピーしておき ます。 # cp -p /opt/Acrobat5/Browsers/intellinux/nppdf.so /usr/lib/wazilla/plugins/ このあと mozilla を起動しなおすと PDF データも表示できるようになります。 なお、作業ディレクトリは不要なので終了後に消しておきましょう。 # cd ../.. # rm -rf work/
"Flash Player 6" のプラグインの追加について触れておきます。 FlashPlayerのプラグインのダウンロードは、 http://www.macromedia.com/jp/downloads/から行えます。 まず、"エンドユーザ−ライセンス契約" に目を通します。それから、 ダウンロードセンターのページに戻り、表示されているプラットフォームが "Linux" であることを確認して、"今すぐダウンロード" と書かれたボタンを クリックし(このボタンを押すと "エンドユーザ−ライセンス契約" に同意 したことになります)、ダイアログに従って install_flash_player_6_linux.tar.gz というファイルを保存します。 このファイルを展開した後、readme.txt ファイルの記述に従ってインストール をおこない、mozilla を起動しなおすとプラグインが有効になります。 # tar xvfz install_flash_player_6_linux.tar.gz # cd install_flash_player_6_linux # more readme.txt # flashplayer-installer # cd .. # rm -rf install_flash_player_6_linux
もうひとつ、人気のプラグインは RealPlayer です。RealPlayerのダウンロー ドは "Community Supported RealPlayer Download Page"、 http://scopes.real.com/real/player/unix/unix.htmlから行えます。必要事 項を記入して、"Download Community SupportedPlayer" のボタンをクリック すると、ダウロードサイトとインストールの仕方のページへ行きますので、ダ ウンロードサイトのコラムから"Osaka,Japan" をクリックするとダウンロード ができます。rp8_linux20_libc6_i386_cs2.bin という名前でファイルに保存 して、このページの説明に従ってインストールを行います。 # chmod +x rp8_linux20_libc6_i386_cs2.bin # ./rp8_linux20_libc6_i386_cs2.bin するとGUIのインストーラが立ち上がります。ここでは、インストール先を /opt/RealPlayer8/ ディレクトリにして、Plugin のインストールも行うよう 指定しました。インストールを行ったユーザ(ここでは root)のホームディ レクトリ下の .netscape/plugins ディレクトリにプラグインはインストール されるのでこれをコピーします。 # cp -p /root/.netscape/plugins/rpnp.so /usr/lib/wazilla/plugins/ # cp -p /root/.netscape/plugins/raclass.zip /usr/lib/wazilla/plugins/ # exit RealPlayerを各ユーザで使う場合は、RealPlayer8をインストールしたディレ クトリで、MIME タイプのインストールを行います。 % cd /opt/RealPlayer8/ % ./mimeinstall.sh % ./pluginstall.sh 環境変数 REALPLAYER_HOME に /opt/RealPlayer8 を設定します。 Cシェルの場合: setenv REALPLAYER_HOME /opt/RealPlayer8 Bashシェルの場合: export REALPLAYER_HOME=/opt/RealPlayer8 環境変数の設定はシェルの初期化ファイルに入れておくと良いでしょう。
さて今度は、人気の開発言語 JAVA2 の SDK スタンダードエディションをイ ンストールしてみます。http://java.sun.com/ にアクセスし、右側の"Quick Links" というコラムにある "J2SE 1.4 SDK" というのがあります。これをク リックして現れたページで "日本語版" をクリックすると、 http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/download.html の日本語で書かれたページ 着きます。このページから"Linux GNUZIP Tar シェルスクリプト" のSDK の " ダウンロード" をクリックすると再び英語の、 "Sun Microsystems, Inc. Binary Code License Agreement" というページに着くので、このページの内容に目を通し、下部にある [ACCEPT] ボタンをクリックします。そうすると、やっとダウロードができる ページに辿り着きます。 このダウンロードページで、 "Download j2sdk-1_4_0_01-linux-i586.bin" をクリックします。 " 'http://sunsdlc1-9-...3WUx5y4FDy4Q%3D%3D' (j2sdk-1_4_0_01-linux-i586.bin) を開きますか ?" というダイアログの保存ボタンを押して、保存場所を指定します。ここではホー ムディレクトリにもとのままの "j2sdk-1_4_0_01-linux-i586.bin" という名 前で保存します。 j2sdk のインストールを root になって行いましょう。例により /opt ファ イルシステム下にインストールすることにします。端末から、 % su # ./j2sdk-1_4_0_01-linux-i586.bin を実行します。すると英語でライセンスの内容が表示されて同意を求めてきま すので、 yes と答えます。 "Do you agree to the above license terms? [yes or no]" yes すると、作業ディレクトリ下に j2sdk1.4.0_01 というサブディレクトリが作 成され、その下にバイナリが展開されます。作成されたディレクトリをそのま ま/opt の下に移動させれば j2sdk のインストールは終了です。あとは、環境 変数 JAVA_HOME に /opt/j2sdk1.4.0_01 を設定して $JAVA_HOME/bin へコマ ンドパスを通すとjava の開発環境を利用できるようになります。 # mv j2sdk1.4.0_01 /opt/ # export JAVA_HOME=/opt/j2sdk1.4.0_01 # export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH # java -version java version "1.4.0_01" Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.0_01-b03) Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.0_01-b03, mixed mode)
"OpenOffice.org(OOo)について簡単な紹介" いよいよ待ちに待った、OpenOffice.org のインストールですが、ドメイン名 がそのままアプリケーションの名前になっていて、最初は戸惑いました。 OpenOffice はSun Microsystems, Inc. が開発販売している StarSuite[tm] 6.0 Office Suite のオープンソース版で http://www.OpenOffice.org/ にて サポートされています。OpenOffice.org はオフィススイートソフトウェアと して基本的な以下の代表的オフィスアプリケーションのほかにHTMLエディタや チャート作成機能を含みます。 ワープロ(Writer) 表計算(Calc) プレゼンテーション(Impress) グラフィック(Draw) 数式エディタ (Math) StarSuite6.0 のサイトは http://wwws.sun.com/software/star/starsuite/ StarSuite 6.0 日本語版のサイトは http://wings.raindrop.jp/openoffice/o3u2gj/ にありま したが、現在は http://blow-away.net/openoffice/ が日本OpenOffice.orgユーザー会のサイトとなっています。 (上記サイトは、http://ja.openoffice.org/へと移動してます。) StarSuite は、Microsoft Office 互換のオフィススイートソフトウェアであ る StarOffice を開発したドイツのStarDivisions社を Sun Microsystems社が 買収し、開発を続けてきたものです。日本では、既に日本電気株式会社がスター オフィスという商標を登録していたため、その名前を使えずStarSuite という 名前に落ち着いたそうです。日本語版 StarOffece の価格は1万円程度で、 Turbo Linux に StarSuite をバンドルした Linux ディストリビューションパッ ケージでも1万円4千円程度で、しかも Microsoft Office との互換性もかな り高いので、これからオフィススイートソフトウェアを購入しようという方に はお勧めです。StarSuite には Linux版の外にWindows版とSolaris版も用意さ れています。OpenOffice.org は StarSuite と完全互換であるため、インター ネットの回線代だけで MicrosoftOffice 互換のオフィススイートソフトウェ アを手に入れることができるわけです。 "OOoマルチユーザ用ネットワークインストレーション" 日本語インストールキットは、 ftp://ftp.kddlabs.co.jp/office/openoffice/localized/ja/1.0.1/ にあり、Linux版ならば OOo_1.0.1_LinuxIntel_install_ja.tar.gz をダウン ロードします。(図 ) # wget ftp://ftp.kddlabs.co.jp/office/openoffice/localized/ja/1.0.1/OOo_1.0.1_LinuxIntel_install_ja.tar.gz ダウンロードしたファイルを展開するとインストール用のファイルが install というディレクトリ下に展開されます。Installation_Guide.pdf にインストー ルの仕方が載っていますので、まずこれを読みます。 # tar xvfz OOo_1.0.1_LinuxIntel_install_ja.tar.gz # cd install # acroread Installation_Guide.pdf この文書によると、インストールの仕方は2とおりあります。シングルユーザー インストレーションとマルチユーザ用ネットワークインストレーションがあり ます。いずれも setup プログラムでGUIを通してインストールができますが、 ここでは、マルチユーザ用ネットワークインストレーションを行います。この ためには、 setup プログラムに -net オプションを付けて 実行します。ネッ トワークインストレーションではOpenOffice.orgの実態をファイルシステム上 にインストールするだけです。 # ./setup -net すると、インストーラのGUIが起動されます。X-WindowSystemの設定 (/etc/XF86Config等)によっては日本語の文字が "??????" のように表示され てしまうことがあります。これは、XF86Configの設定を xf86cfg を使って行っ たときにおこる現象で、"Module" のセクションで xtt をロードする設定がな いために起こります。 -- Section "Module" ... Load "xtt" EndSection -- Plamo-3.0 では、もう一つのCUIベースのX11構成設定プログラム xf86config の方はチューニングされていて、この xtt のロードが追加されるので問題は ありません。 話をOpenOffice.orgのインストールに戻しますが、インストーラを起動すると 最初に(図 )のようなGUIが現れますので、[次へ>>]のボタン をクリックします。 あとは、GUIに従ってインストールを進めます。途中でコンポーネントをイン ストールするディレクトリの指定を求められます。ここでは、 (図)のように /opt/OpenOffice.org1.0.1 ディレクトリへイ ンストールをすることにします。 "OOoワークステーションインストレーション" マルチユーザ用ネットワークインストレーションをしておくと、各ユーザは インストール済みの setup プログラムを起動し、自分のホームディレクトリ に最小限のファイルにてワークステーションインストレーションを行うことが できます。ユーザは、マルチユーザ用ネットワークインストレーションでイン ストールされた /opt/OpenOffice.org1.0.1/setup を実行してインストールを 行います。 % /opt/OpenOffice.org1.0.1/setup このインストールが始まると使用許諾書に同意するところまではネットワー クインストレーションと同じですが、その次は、(図 )のよう なユーザーデータの入力となります。必要事項を入力して [次へ>>] のボタ ンをクリックします。 次は、インストールの種類を選択します。ここで、(図 ) の ようにワークステーションインストールを選択することで最小限のディスクに てインストールが行われます。(図 )のようにインストール先 を指定します。ここではホームディレクトリ下の OpenOffice.org1.0.1 がデ フォルトのインストール先となりますので、そのまま[次へ>>] のボタンを クリックして、インストールを続けます。 次へ進むとインストールの確認をしてきますので、[インストールする] のボ タンをクリックしインストールを始めます。まず、JAVAの環境を捜して見付か らない場合は、(図 )のようにJAVAを使わないかあるいは手動 で検索するかを尋ねてきますので、 ここでは、[手動で検索] のボタンをクリックして既にインストールしてある j2sdk-1.4.0_01 ディレクトリを(図 OOo-inst-U9.gif)のように指定して、 見つかった Java 環境を選択したまま (図 )の [OK] ボタン をクリックします。 そうすると、必要なファイルがコピーされてインストールが進み、最後に [完 了] ボタンをクリックしてインストールを終了します。このインストールで、 Gnome と KDE のデスクトップにはメニューには OpenOffice.org のプログラ ムが追加されます。(図 )は Plamo の KDE3 のメニューに挿 入された OpenOffice.org のプログラムを表示していますが、KDEを再起動す るとアイコンも表示され有効になります。 この状態でユーザは OpenOffice.org1.0.1 を利用可能となります。 $HOME/OpenOffice.org1.0.1/soffice コマンドを実行すると OpenOffice.org を実行することができます。最初に起動したときには、(図 ) のようにアドレス帳の変換を聞いてきますので、GUIに従って処理を行ないま す。 "OOoの日本語環境設定" OpenOffice.org 日本語を使う前にやっておくことがいくつかあります。主 としてフォントの取扱い方の設定です。(図 OOo-tool-opt.jpg)メニューバー の[ツール(T)]からカスケードメニューの[オプション(O)]を選択し、左側の階 層メニューより[OpenOffice.org]の[フォントの置換]を選びます。ここで、 (図 )のように "置換テーブルを使う(A)" をチェックし、 Albany と Thorndale というフォントのほかいくつかのフォントを置換テーブ ルに登録します。登録の仕方は、"フォントの種類(F)" に置換前のフォントを 指定し、"置換候補(P)" に置換後のフォントを選択してチェックボタンをクリッ クすると下の表に追加されます。追加されたエントリーの "常に" と "画面" のフィールドもチェックを入れておきます。 次に、[言語設定]の[言語]を "国または地域のロケール設定(A)"に "日本語" を選択します。それから、"西欧諸国語(B)" に "英語(米国)" を選択します。 (図 )のようになります。 続けて、[言語設定]の[日本語レイアウト]を選択し [行頭禁則文字と行末禁則 文字] の "言語(L)" に "日本語" を選択します。(図 )のよう になります。 さらに、[文書ドキュメント]の[規定のフォント(アジア諸国語)]を選択し、 "標準(F)" に "Mincho" を "見出し(G)" に "Gothic" をそれぞれ選びます。 (図 )のようになります。[規定のフォント(西欧言語)]のほ うも同じ設定にします。(図 )のようになります。 "OOoでテンプレートの使い方" (有)電机本舗のOpenOffice.org1.0 のテンプレート集にはビジネスレター 向けテンプレートのセットが5セット(挨拶編、抗議編、お見舞い編、催促編、 督促編)含まれていました。すでにあるテンプレートを使いたい場合は、 (図 )のようにメニューバー [ファイル(F)] の [ドキュメント テンプレート(T)] からカスケードして、[管理(O)] を選択して、 (図 )のように出て来たダイアログの中央下のメニューに "ド キュメントテンプレート" を選択し、(図 )のように右側の [コマンド]メニューボタンから [テンプレートのインポート(A)] を選択しま す。そして、(図 )のようにファイルチューザーからテンプレー トファイルを選択し[開く(O)] ボタンをクリックします。あるいは、この操作 は簡単に、テンプレートファイルを $HOME/OpenOffice.org1.0.1/user/template/ ディレクトリの下にコピーする ことでも可能です。 そうしておいて、取り込んでおいたテンプレートを利用したい場合は、 (図 )のようにメニューバー [ファイル(F)] の [新規作成 (N)] からカスケードして、[テンプレートとドキュメント(N)] を選択し、(図 OOo-tmpl-u2.jpg)のように出て来たダイアログから、[テンプレート] のアイ コンをクリックして、タイトルフィールドの [標準] をダブルクリックします。 そうすると、テンプレートファイルがリストされるので、(図 ) のように使いたいテンプレートファイルをマークして [開く(O)] ボタンをクリッ クします。 簡単に、OpenOffice.org のインストールについて述べてきましたが、何分オ フィス向けのまとまったソフトウェア郡ですので、限られた紙面ではとても説 明ができるものではありません。詳しくは、(数百ページになりますが)付属 のマニュアルをご覧になったり、 http://www.OpenOffice.org/ や http://blow-away.net/openoffice/ のサイトをご覧になるとよいでしょう (ブラウザはMozzila1.0以降をお奨めします)。 (現在の日本語サイトは、http://ja.openoffice.org/ です。)