II. Kerberosへの望み Kerberosへの設計要求 設計要求 o 双方向の認証の機能。 通常はサーバに対するクライアントの認証、クライアントの要求があればサーバの認証も。 o パスワードはユーザの認証後消去。 クライアントがサーバからサービスを受けるときの認証にはパスワードをネットワーク上に流さない。 o 暗号化に用いる鍵に寿命(有効期限)。 鍵を盗み出されたとき、その鍵を用いて暗号が解読される危険を抑えるため。 o 暗号化セッション。ネットワークを流れるあらゆる情報の暗号化を可能に。 o 暗号化サーバ。 暗号化ロジックの組み込みは1つのサーバのみ、認証関係の情報をデータベース化し集中管理。 o 認証はユーザがログインを行なうときのみ、ユーザはそのことに気がつかなくてもよい。 o このシステムを導入するのための労力を最低限に抑る。