Windows版KerberosクライアントKTelnetの設定

Windows95/98/NT/2000で稼働するKerberosのクライアントにKTelnetがあり ます( http://www.stacken.kth.se/~thn/ktelnet/ )。KTW32.EXE という名前 のファイルをダウンロードして実行するとインストーラが立ち上がり、インス トーラの指示に従ってインストールをすることができます。このプログラムキッ トには、Telnet,FTP,KPOPProxy,および、チケットマネージャが含まれていま す。 図 KTelnet Kit

  KTelnetでの設定は、各プログラムのメニューバーから
	[Connection]->[Propaties]を選ぶと
	プロパティの設定ダイアログがポップアップするので、
	krb.configとkrb.realmsの設定を行なうことができます。
図krb.config のように、設定表示のボックスで右のマウスボタ ンをクリックするとメニューが出てきますので、
	[Add ...]を選ぶとひとつづつ追加ができ、
	[Import] を選ぶと(あらかじめ用意しておけば良い)、
	既に存在するファイルから読み込むこともできます。

KTelnetの設定で注意するべき点はKPOPProxyの設定です。このプログラム は名前のとおり、KPOPクライアントというわけではなく、プロキシサーバです。 何でも使えます。たとえばOutlookでは、

	メニューバーより、[ツール]->[アカウント]->[メール]で
	設定を[追加]するか[プロパティ] で編集し、

[サーバ]の設定を 図Outlook Setting のようにすると、KPOPProxyが代わりにKPOPサーバ (ここでは、mx.yokohama.jp)へアクセスしてくれるようになります。

Kerberos Notes for Japanese